常盤台の家
外断熱ネオマフォーム60mm。
内断熱の高性能グラスウール160mmに相当します。
あまりなじみがないかもしれませんが、桁上断熱という工法です。最上階の桁の上に構造用合板を敷いて、さらに気密シートを敷き、その上に屋根組みをします。
大工さんにいうと、「なんでそんな手間ひまのかかることをするんだ。馬鹿じゃないか。」といわれるとおもいます。
しかしこれは家全体を気密シートと断熱材ですっぽり覆うという最新の考え方で、断熱と気密に絶大なる効果を発揮します。これで天井の気密工事は完了です。
一般的な天井気密工法の場合、天井を貫通する柱や間仕切り壁が障害となって、手間ひまかけてていねいに気密処理しても、なかなかいい結果はえられません。
岩手県初!樹脂スペーサー
普通のペアガラスの縁には、ガラスの間隔を保つためにアルミスペーサーが入っているので銀色ですが、このガラスは樹脂スペーサーを使用していて黒色です。アルミは樹脂の1000倍以上も熱を伝えやすい物質なので、ガラスの縁の温度が下がりやすく、結露もしやすいという欠点がありました。それを改良したものです。
北海道で普及しつつあるということを聞き、さっそく採用してみたら、岩手県で初採用ということでした。
気密測定結果
気密性能(相当隙間面積)C値は0.24cm2/m2でした。
家中の隙間全部を集めても、名刺の大きさにもなりません。
ちなみに次世代省エネルギー基準の2.0cm2/m2では、A4用紙の半分ぐらいまでOKですが。
なんでそんなに気密性能にこだわるのか、オタクじゃないか、自己満足じゃないかと同業者にも言われたこともあります。(業者名はここではいえませんけど・・・)
C値が2.0ぎりぎりでは、冬の隙間風による熱損失が大きく、風速6mの風が吹いたとだけで、実質のQ値が0.4前後下がります。要は寒くなって燃料も余計かかります。それに私どもは気密工事でむちゃくちゃ頑張っているわけではありません。基本に忠実にやっていると、こういう結果がでます。
ケヤキの倒木が手に入ったので、製材して手洗いカウンターを造ってみました。
秋になって少し手が空いたら、テーブルを造る予定です。
外観はシンプル。
耐久性のあるセラミック塗装の外壁です。無塗装で20年は色あせしないというものです。
酸化チタンの光触媒効果で、汚れを自分で分解してくれるので、水垢などの汚れは付かないということです。
この家の西には雑木林があって、西側の窓がグリーンに飾られ、とてもいい感じです。春にはタラの芽とコシアブラがたくさん採れます。梅雨時のしっとりとした緑もいいものです。冬には西風をさえぎる防風林になってくれるでしょう。
町の中の雑木林はいずれは伐採される運命にあるかもしれませんが、できればそのまま残してもらいたいものです。